王監督(当時)から贈られた福岡ダイエーホークスのユニホーム(流通科学大学内「ダイエー資料館」)な経験をしてきました。経験がないと不安になります。「見ていてやるからおもいっきり行け」と尻を叩き背中を押す感じですね。これは今も昔も変わりません。野球は身体で表現する仕事ですから、日々の練習量は絶対です。そして試合は勝負ですから勝つことに対して、いかに自分の才能を結び付けるかが重要です。やればある程度はうまくいきます。選手には未知の世界へチャレンジさせるようにしています。でも最後は本人がその気にならないとダメですね。―流通科学大学の理事長時代、中内さんは週1回のペースで『from Rijicho』を在学生宅に送付していました。そのような若い世代とのコミュニケーションについてお感じになられることはありますか?理事長から直々に葉書をもらうのはすごくいいことだと思います。僕も若い人と話すときは目線を合わせるようにしています。絶対に勝つんだという気持ちになるよう対話しています。中内さんもそうでした。仕事に76
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