KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年7月号
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―Ve.C. JAPANについてご紹介ください。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)が代官山T-SITEプロジェクトをスタートするに当たって、プレミアムエイジの人が楽しめるコンテンツを集めました。その中の一つが、ペットとの生活提案となれば医療も含めて全てがそろうコンテンツ。これをGREEN DOGを運営する株式会社カラーズが担いました。私は当時、動物医療業界で電子カルテに特化した会社で仕事をしながら、クライアントの先生の経営相談、独立開業のお手伝いなども行っていました。動物病院運営のノウハウを持っていましたので、カラーズがGREEN DOG代官山店と併せて開業する動物病院計画に外部コンサルとして参画しました。2012年代官山店がオープンした段階で直接携わることになり、カラーズの担当部門を分社化して2013年4月、株式会社ベックジャパン(Ve.C.)を起業しました。―Ve.C.が運営する動物病院の強みは?「診療と経営の分離」を掲げ、獣医師は診療に専念し、Ve.C.が経営に関する全てを担っています。獣医師たちが発信する思いを受け止めて、そこに投資することで責任感が生まれます。これがVe.C.動物病院グループの大きな強みです。―4つ目の動物病院が神戸灘動物病院ですね。私が参画した時点で、CCCのペット事業をカラーズが引き継いでいましたので東京ミッドタウンクリニックと代官山動物病院をマネジメントすることになりました。2016年には自由が丘動物医療センターをオープンし、今年2月、角谷悠介獣医師を院長に神戸灘動物病院を開業しました。―角谷先生との出会いは?今年2月にオープンした神戸灘動物病院83

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