KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年7月号
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はないと信じています。片山 若い人たちが頑張ってくれていますね。私たちの若いころに比べたらよっぽどしっかりしている。昔は無許可で電車は走らせるわ、夜市を始めるわ…ええ加減なことやっていましたからね(笑)。 「夜市はなんで始まったの?」と、私たちが考えたこともなかった疑問を持ってこの懇談会を開いてくれたのも彼らです。私たちは〝語り部〟として知っていることを伝えていかないといかんなと気付かせてくれました。これからも若い人たちが中心になって全丁仲良くやっていってくれると思っています。元町夜市2022年7月26日(火)18:00-21:00詳しくは下記、QRコードよりご覧いただけます。李 商店街の店が継続できない根底にあるのは、後継者問題だと思います。幸いうちは何とか後継者を育てることができました。きっと若い人たちが連合会の実働部隊として頑張ってくれるでしょう。四宮 おしゃれして緊張感を持って行くのが元町商店街。昔のそういう雰囲気は残してほしいですね。大規模なチェーン店にリスペクトは持っています。しかしそれが商店街にあるべき店なのか?商店街に必要なのはビジネスの規模ではなく個性です。代々続いている店にはストーリーがあります。「お母さんお元気?」「息子さんどないしてはります?」。そんな会話があるのが商店街の良さです。これからも大事にしていってほしいと思います。山口 元町には商店街らしさがまだ残っています。ルールがありマナーを守ってもらう街づくりを次の世代の若い人たちが受け継いでくれたらまだまだ大丈夫。街が荒れること6丁目 マルヤ靴店片山 泰造さん77

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