KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年7月号
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李 40年間を振り返ると、商店街全体でまとまったイベントをいろいろ企画してきましたがなかなか意見がまとまらず、残っているのは夜市とミュージックウィークの2つだけです。当日までに解決しなくてはいけない問題はたくさんありますが、再開できることになって良かった。秋のミュージックウィークも今年は復活します!四宮 一番街から6丁目までそれぞれが頑張って、連合会が一つにまとまり40年近く続けてこられたというのは元町商店街の自慢です。規模をこれ以上大きくする必要はないと思っています。「親睦が目的」という原点をもう一度思い出しつつ「お客さま第一」を付け加えて「元町らしさ」を打ち出して続けていってほしいですね。片山 素人が集まって事故や食中毒も出さずよくやってこられたとつくづく思います。今年で39回目、ここまできたからには永遠に続いてほしいですね。マンションができて元町の住人も増えています。みんな一緒に楽しめる地域のお祭りとして続けていけたらいいなと思っています。山口 夜市は今年で39回、そして再来年は元町商店街150周年。節目の年に盛り上がるのが元町ですからね、期待しています。蓮池 150周年か…。元町は震災後変わってしまいました。テナントが増えて、元々の店主がやっているお店は3割ぐらいになったのかなあ。高級洋服店、ボタン専門店、べっ甲専門店など個性的な店があった昔の元町商店街を知っているだけに、残念です。そこで、一番街で考えているのが「ココにしかない店」の誘致です。例えば、地元のめがね屋さんが、子どもさん専門のめがね店をオープンしています。こういうお店にどんどん来てもらったら昔の元町に戻れるのではないかなあと話し合っています。元町商店街150周年に向け若い人たちで盛り上げて!5丁目 富士宝飾時計店山口 博史さん76

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