KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年7月号
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片山 お酒好きが数人集まって店の前で酒盛りをしていたら近所の人たちも集まって来た。「どうせなら地域の祭りにしよう」と始めたと聞いています。この話をずっと信じていますが間違っていたらすみません(笑)。皆さん、どうですか?四宮 私自身は1回目からは知らないのですが、兄をはじめ当時のことをよく知っている先輩方に確認したところ、元町4丁目の青年部が数人集まってお酒とつまみで〝夜市ごっこ〟をやっていたそうです。「元町を活性化しないといかん」という話が出ていたところで、大谷靖幸さん(インテルナ キタムラ/4丁目)から「ちゃんとした祭りにしたらどうか?」と声がかかったようです。李 坂田道治さん(トウシン/4丁目)も加わっていたかな。彼は奇想天外なアイデアマンで、「商店街に電車を走らせよう」と警察に届けも出さずに実際にやってしまってえらく怒られたようです(笑)。元々、元町商店街は夜になると賑わいがなくて寂しいから何とかしようと始めたので、夜市の始まりにも絡んでいるかもしれませんね。四宮 店主とその家族、従業員の親睦を兼ねて年に1回、飲んだり食べたりするところから始まったので、当初はそれほどお客さんを呼び込もうというイベントではなかったということです。大丸さんも巻き込んで本格的に始めることになり、「元町夜市」と名前を付けて1982年、第1回開催。5万枚のチラシを刷りお客さんにも配ってPRしたそうです。山口 ところが開催前日に新聞広告も出したところ、保健所から「中止してください」と通達が!届けを出していなかったんです。今では考えられない(笑)。保健所に駆け込み、「今から出します!」と、何とか開催に漕ぎつけました。元町夜市の始まりは4丁目の酒好きたちの集まり1番街 国際楽器蓮池 國男さん73

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