KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年7月号
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中で土いじりはなかなかできないですよね。農業を通じて、体を動かし、心を休め、食の安心安全の大切さを再認識するなど、豊かな価値観を育くまれているということですね。三好 最後に今後の展望を教えて下さい。大皿 雑草だらけの荒地がもう一つ、あるんです。レストランの中を通らないと行けない場所なので、日々管理しなくていい麦の栽培を考えています。種まきと麦踏みという数回のワークショップを開催し、刈り取った麦とホップでクラフトビールをつくる。当社では2019年から麦を育てクラフトビールをつくる取り組みをやっていますので、ビール好きな男性や農業にあまり興味をお持ちでない方にも参加してもらうことを期待しています。西橋 私はエディブルスクールヤードや給食などに興味があり、子ども達主導の活動を考えています。貸し農園や食育に興味のある保護者のお子さんに限らず、学校や日常生活のなかで土に触れる機会をつくりたい。「畑、楽しかったよ!」と子どもさんから親御さんへ伝わるような仕組みです。日常生活で野菜が成長して3月に開催された「グリーンファーマーズマーケット」次回は9月4日(日)に開催いく様子を続けて観察体験できる機会を皆に平等につくる。そうして子どもたちが地元ふるさとに誇りをもち、将来、安心安全な地元のものを買い支える大人になってもらえればいいなと思います。三好 子ども時代の思い出は意外と忘れないですし、「食の未来」を考えた時に大きな役割を果たす可能性がありますよね。大皿 多くの人がこの取り組みに触れる機会を増やすため、色々な人が参加できるイベントも企画していきます。現在、ファームを借りておられる方が、ここで体験した感動を知人や友人にも伝えたいと別の空き地にプランターをつくってレクチャーを始められています。都市農園の活動が自然と拡大していくことを嬉しく思います。西橋 3月に続き、6月₁₉日にファーム内で「グリーンファーマーズマーケット」を開催し日常に「農」を散りばめる37

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