KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年7月号
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─お忙しいと思いますが、オフはどのようにお過ごしですか。スポーツはするのも見るのも好きです。学生時代は剣道をしていましたが、最近は専らゴルフですね。オフィシャルハンディキャップは16です。見る方は、ヴィッセル神戸を20年近く応援しています。あとは音楽、ロック系が好きで、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルからはじまって、クイーン、U2、コールドプレイはライブにも行きましたよ。─神戸の街が変化してきています。街づくりとどう関わっていきたいですか。街自体の力には、住民の絶対数が増えていくことが大事だと思うんですよね。ですから、みなさんが満足していただける住宅を継続的につくっていくことがまずは重要です。その上で行政と連携し、新しいことができれば良いと考えています。湊川市場の再開発に取り組みましたが、168戸の利便性の高いマンションで和田興産らしいプロジェクトになったかなと思います。今後もお声がかかれば、可能な限り対応し、神戸へ恩返ししたいですね。─不動産業界は今後、どのように変化していくのでしょうか。例えば不動産テックのようなITを活用した新しい芽は出てきていますけれど、不動産そのものは世界でそこ一つしかないものなので、そういう新しいところに乗せていくのは一定の限界があると思います。一方で、比較的スクラップ&ビルドが多い日本の住宅事情が、環境に対してどう対応していくか、社会的課題への関心が高い若い世代に向けてどういう住宅を提供していくかは中長期的なテーマです。昨今は「所有する喜び」から「使う喜び」に変化しています。時代に対応する住まいはどうあるべきか、特に若い世代に考えていただきたいですね。─今後の数値目標など具体的な目標は。現在検討している最中です。これまでは中長期の計画はあまり表に出していなかったのですが、外向き志向でオープンにしていきたいと思います。また、子どもたちのサッカー大会や、プロゴルファーの古江彩佳さんの支援など、地域・社会貢献活動も拡充していきたいと思います。街づくりで神戸に恩返しを子どもたちのサッカー大会の応援など地域や社会貢献活動にも力をいれる和田興産株式会社神戸市中央区栄町通4-2-13TEL.078-361-1100(代表)31

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