KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年6月号
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ん、残りは全て救急搬送の発熱などコロナの疑いのある患者さんで院内感染を防ぐ意味でイエローゾーンとして使用しています。救急医療を守り、専門医療を存続させるにはやむを得ない対応だと考えています。クラスターの発生があっても小範囲にコントロールし、その経験を生かして仕組みをさらに改善し、コロナ患者さんの診療と通常医療を両立させることができています。―地域のための活動にも力を入れておられますね。 東灘は歴史があり、多くの文化人を輩出しています。「医療」をキーワードにしてこの地域の文化を発信する活動にも力を入れてきました。一つは、東灘の各大学、東灘区役所、医師会、歯科医師会が力を合わせ人材育成と地域の健康増進を目的として設立した「東灘次世代医療人材育成コンソーシアム」です。コロナ禍で活動が思うよう地域の方々と共に守り、育てる病院公益財団法人 甲南会 理事長 甲南医療センター 院長具 英成(ぐ えいせい)1977年神戸大学医学部卒業、同学外科学第一講座に入局し、附属病院・市中病院で外科医として勤務。2007年から神戸大学肝胆膵外科学教授、2017年から同学名誉教授、甲南病院(現甲南医療センター)にて院長・常務理事、2020年には同法人理事長として診療と経営に携わる。日本消化器外科学会名誉会長、日本癌治療学会名誉会員、日本消化器病学会功労会員、日本外科学会特別会員、日本肝胆膵外科学会特別会員などを歴任68

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