KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年6月号
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た、植物の品種はちょっとほかでは見かけないものも多く、野菜苗も自然に近い固定種を農薬不使用の種から育てたものばかり。こだわり栽培の野菜も並ぶ。これらのアイテムをチョイスするのは、ショップを統括する園芸家の藤田毅さん。「オシャレなだけでなく、生活の中で〝使える〟植物を」と、食用や薬用、アロマなど実用性も重視しているという。スタッフもハーブのある暮らしを実践、知識も豊富で、ビギナーにはわかりやすく、ガーデニング愛好家には詳しく説明してくれるのも魅力だ。NATURE STUDIOの敷地内の緑も藤田さんのプロデュースで、さまざまな用途を意図して植栽されている。現在は整備中の庭園では野菜づくりのワークショップや釣りもできるようになるというから楽しみだ。ブルワリーも始動している。元給食室で醸されるクラフトビールは、まるでグレープフルーツのような爽やかな香りとやさしい60

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