KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年6月号
24/124

 2001年に『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版)で絵本デビューを果たして以来、懐かしさとユーモア溢れる画風や、人情味があり、時には社会的な問題に触れるストーリー、そしてリズミカルな大阪弁の言葉で数々の人気絵本を生み出してきた、絵本作家の長谷川義史さん。創作活動に加え、自作の絵本を子どもたちの前で読み聞かせる絵本ライブを日本各地で開催するほか、アトリエでは定期的に原画展を開催し、まさに会いに行ける絵本作家として、唯一無二の存在感を示しています。 6月25日から姫路文学館ではじまる展覧会「とびだせ!長谷川義史展」を前に、大阪・堂島の大川やバラ公園を望み、大きな窓から陽光が降り注ぐ、とても気持ちのよい長谷川さんのアトリエ「空色画房」にお邪魔し、絵本作家になったきっかけや、絵本を通して表現してきたこと、子どもたちや平和への想いについてお話を伺いました。絵本作家 長谷川 義史さん絵本は優しい気持ちを共有する力がある24

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る