KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年5月号
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います。もっとやんちゃなところがあってもいいのに…。学校教育で、ディベートや自分の意見とは違う立場で意見を述べるロジカルな教育があまり行われていないような気がします。ちょっと危惧するところです。 神戸アリーナオープン 県内チームが横につながろう尾山 神戸は大阪から見ても、岡山や広島など西から見ても非常に良いポジションにあり、魅力ある街なのですが、建物やインフラではやはり95年の震災で全国から後れを取ってしまいました。そしてやっと2024年、神戸の街にも大規模なアリーナ「神戸アリーナ」がオープンします。立地は神戸を象徴するウォーターフロントです。スポーツ、大規模コンサート、コンベンション会場としてマイス利用など、さまざまな活用に期待がかかるのはもちろん、最新の設計計画を見てみると、テラスで食事ができて、先端部分が公園になっていて回遊性があり、夜はライティングされて美しい景観をつくります。近隣に水族館「アトア」があり、東遊園地には「こども本の森 神戸」もできました。人の流れが大きく変わるでしょうね。 「神戸を含む広域で横の連携を取れないか」という提案を西宮ストークスの親会社であるスマートバリューの渋谷社長から頂きました。ヴィッセル神戸さんにお話ししたところ快諾を頂きました。コロナ禍でまだ面談はできていませんが、これから西宮のJTマーヴェラス、阪神タイガース、久光スプリングス、ヴィクトリーナ姫路などに声をかけさせていただき、まず地域貢献、チケットの相互乗り入れ、子ども教室実施など、できることを話し合っていけたらいいのではないか?コロナで観客収入、鉄道収入が激減している中、ばらばらに動いている県内のスポーツ界がまとまれば増益にも貢献できるのではないか?今、私が勝手にですが構想を描いています。三木谷 私たちもできる限りの協力をさせていただき、横のつながりを作っていきたいと思っています。新港第2突堤「大規模多目的アリーナ」(2024年オープン予定)※計画提案時のものであり、変更となる可能性があります40

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