KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年4月号
39/132

  床の確保、宿泊療養施設の拡大、ワクチン接種の推進、保健所業務のペーパーレス化、クラウドを使って県庁に業務を集約するとともに、県職員1000人がいつでも応援できる体制を整えました。一方、第5波収束後には観光応援キャンペーンを実施し、経済をかなり下支えできたのではないかと思っています。第6波で中断していますが、できるだけ早期に再開させ、経済のリスタートを後押ししていきたいと考えています。(3月22日キャンペーンを再開)久元 突然襲われた震災への対応に続き、復旧・復興、その後は厳しい財政危機の状況が約20年続きました。前任の矢田立郎市長のリーダーシップの下、財政再建がほぼ完了した2013年、私は神戸市長に就任させていただきました。お陰さまでそれまで取り組むことができなかった神戸のまちの再生に着手しスピード感を持って進めることができています。神戸の玄関口である三宮の駅周辺はもちろん、おおむね新神戸駅からウォーターフロント、ハーバーランドに至るエリア、各駅前のリノベーションも含め、市域全体のバランスを取りながら再生に取り組んでいます。齋藤 久元市長の下、改革が進められまち並みも大きく変わり始めていますね。私は須磨区出身なので、須磨海水浴場や須磨海浜水族園には何度も通いました。たくさんの思い出がある神戸は大好きです。新しく神戸市長久元 喜造対  39

元のページ  ../index.html#39

このブックを見る