KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年3月号
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長い歴史の中で培ってきた神戸港の“資源”を活用して震災後の街を元気づけてきた早駒運輸。復興・再建、そして未来に向け、港から文化を発信しようと弦楽オーケストラ集団「スーパーストリングスコーベ」をプロデュースし、女子ラグビークラブチーム「神戸ファストジャイロ」をサポートしている。食文化では、サスティナブルな兵庫湊川隧道貯蔵酒「隧 ZUI」をはじめ、環境と身体に優しいオリジナル米「boh boh 米」、北区の弓削牧場のご協力のもと、バイオガスの副産物消化液を使って栽培する「船上ハーブガーデン」など、SDGsの目標達成に貢献する試みを一つ一つ積み重ね、さらに日本文化と神戸の食を融合させる「神戸食」を港から発信する試みも始めている。日本文化と神戸の食を融合させる「神戸食」boh boh KOBEのキッチンから発信日本料理の第一線で活躍する料理人が監修懐石料理の伝統を守りながら革新的なテイストを取り入れ高い評価を得ている京都の日本料理店「杦―SEN―」。ミシュランガイド京都、大阪一つ星を獲得した同店の店主兼料理長の杉澤健さんは京料理の名店で修業を積み、「祇園ろはん」料理長を務めたのち、イギリスへ渡った。日本料理を極め、海外に目兵庫のテロワールを味わう船上で感じる匠の技60

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