KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年3月号
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献立」を提案してくれています。1カ月分のメニュー表を見て社員が予約を入れる食数だけつくってくれますから食品ロスも出しません。健康産業の社員がカップ麺やコンビニ弁当ばかり食べていては、問題です(笑)。体に良くて美味しい食事を楽しまなくてはね。で設計途中に、「社員食堂を復活させよう」と提案しました。通常の会議室をつくる予定のところへ社員食堂「みのりカフェ」をつくり、運営をウオクニさんにお任せしました。健康を考えながら地元食材を取り入れ、季節のイベントに合わせたメニューや時にはヤクルト製品を使う「うちだけのための―おしゃれなカフェのようですね。反響はどうですか。白いテーブルに丸椅子という社員食堂にはしたくなくて、兵庫県在住の木工作家・迎山直樹さんと婦木佑太さんにもお願いして、木のぬくもりが感じられる空間にしました。食事時間はもちろん、その他の時間帯も仕事場として使うと、「集中できる」「話がしやすい」という声があり、社員だけでなく外から来られる方にも「落ち着く」「癒される」という声を頂いています。―1階の「兵庫ヤクルトの歩み」は66年の歴史がよく分かりますね。熊本で出会った創業者夫婦が、乳酸菌シロタ株と出会い、当兵庫ヤクルト販売株式会社代表取締役 阿部 泰久(あべ やすひさ)1956年神戸市生まれ。甲南大学経営学部卒業。「健康お役立ちおもてなし企業」 の経営ビジョンの下、兵庫一の感動とおもてなしを実践できる会社を目指している 現在、㈱ヤクルト本社 中日本支店 支店長(2016 年から)を兼任、神戸商工会議所常議員1Fでは兵庫ヤクルトの歩みを紹介34

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