KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年2月号
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KOBECCO Cultuexhibition神戸ゆかりの美術館■会期 3月27日(日)まで■会場 神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)■休館 月曜日(ただし3/21〈月・祝〉開館、3/22〈火〉休館)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■料金 一般800円、大学生400円、高校生以下無料■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から南東すぐ■お問い合わせ TEL.078-858-1520神原 浩「オール・セイント・チャーチ 神戸」1930年代 当館蔵神原 浩「三亜港の午後(海南島)」1941年 エッチング・紙 当館蔵黄金のカルトナージュのミイラマスク前100~後100年頃 大英博物館© The Trustees of the British Museum襟飾り前2040~前1985年頃 大英博物館© The Trustees of the British Museum■会期 2月5日(土)~5月8日(日)■会場 神戸市立博物館(神戸市中央区京町24)■時間 9:30~17:30(金・土19:30まで、入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし3/21〈月・祝〉・5/2〈月〉開館、3/22〈火〉休館)■料金 一般2,000円、大学生1,000円、高校生以下無料■交通 JR・阪神「元町駅」から南東へ徒歩約10分■お問い合わせ TEL.078-391-0035特別展 海を渡った版画家たち~平塚運一と神原 浩~人生の一時期に海外と縁の深かった創作版画家の二人展。島根県出身の木版画家・平塚運一(1895~1997)は、1935年に東京美術学校(現・東京藝術大学)で木版画を教え、創作版画の普及に尽力。戦後、アメリカへ渡り旺盛な制作活動と教育普及を行う。島根県立美術館のコレクションより92点の代表作を紹介する。神戸市出身の神原 浩(1892~1970)は、キューバ、フランスなど長期間海外で美術を学び、帰国後、神戸の創作版画グループ・三紅会に1935年より参加。建築物を題材に好んでエッチングにした。初公開の油彩画(滞欧作)や、遺族から神戸市に寄贈された版画を中心に約140点を紹介する。平塚の力強い木版の線、ジンク版に刻まれた神原の、緻密な表現世界を堪能してほしい。歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館。6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生活や文化を紹介する。彼らはどのような人生を送ったのちにミイラとして残ったのか?CTスキャン画像をもとにした高精度の映像や、「食」「健康」「音楽」「家族」などのテーマに沿った展示物を交え、各ミイラの6つの物語を展開する。2019年に日本エジプト合同調査隊が発見し、現在も調査が続いているサッカラ遺跡のカタコンベ(地下集団墓地)を実寸大の部分模型で再現するなど、日本独自の展示も行う。神戸市立博物館art特別展 大英博物館ミイラ展古代エジプト6つの物語99

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