KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年2月号
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harmonyVol.48はーもにぃ公益社団法人家庭養護促進協会事務局長橋本 明難病のこどもたちの夢を叶える「Make- A-Wish of Japan」㊦愛の手運動は親に育てられない子どもたちに、里親・養親を求める運動です。募金箱の設置にご協力いただける方は協会にご連絡ください。公益社団法人 家庭養護促進協会 神戸事務所神戸市中央区橘通3-4-1 神戸市総合福祉センター2FTEL.078-341-5046 https://ainote-kobe.orgE-MAIL:ainote@kjd.biglobe.ne.jp「メイク・ア・ウイッシュ オブ ジャパン」は1994年に事務局を東京に移し、東京本部の他、6支部を設立し、全国で活動を続けています。その活動は、例えば、1993年に「遊園地に行きたい」という子どもの夢を叶えたのが第一歩で、「野生のイルカと泳ぎたい」「ウルトラマングレートと一緒に戦いたい」「世界一大きいヘラクレスオオカブトムシに触りたい」「サンタクロースと遊びたい」、最近で実現した夢は「絵本作家になりたい」「ピアノコンサートを開きたい」「飛行機の操縦がしたい」「赤いドレスを着て、ミッキーと写真を撮りたい」などなど多種多様な子どもたちの夢が実現しています。2020年度は114人の夢が叶えられ、これまでには3632人(2021年9月6日現在)の夢が実現しました。しかし、メイク・ア・ウイッシュの活動は、子どもの夢を叶えて「あげる」のではなく、夢を叶えるのに必用な、さまざまな手配や配慮をしてそのお手伝いをすること、という方針があります。メイク・ア・ウイッシュの手助けによって「赤いドレスを着て、ミッキーと写真を撮りたい」という願いを実現した松尾夢華さん(18歳)は次のようなメッセージを寄せています。「難病の子どもたちは遊びたくても遊べない、行きたいところにも行けないといった子どもたちがまだまだたくさんいると思います。メイク・ア・ウイッシュという団体があることで、難病の子どもたちの夢が叶うということはとても幸せなことだと思います。(中略)メイク・ア・ウイッシュのおかげで、夢を叶えられた上に家族との絆が出来たこと、兄弟姉妹の絆が強くなったこと、改めて感謝の意を示すことが出来たこと、周りの優しさやあたたかさを感じることが出来たこと。一人じゃない、兄弟姉妹がいる、お父さん、お母さんがいる。改めて家族の愛を感じることが出来ました」。では、難病の子どもたちが夢を実現するためにはどうすればいいのでしょうか。詳しくは左記へお問い合わせ下さい。家族の費用負担はありません。メイク・ア・ウイッシュ オブ ジャパン関西支部大阪市淀川区西中島6-3-24北白石ビル西館2階電話&FAX06-6195-659894

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