KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年2月号
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死亡率は0.3%と低下したというデータを紹介し、その理由として若い人が感染するようになってきたことを挙げるとともに、これからもどんどんと死亡率は下がっていくという見立てでした。一方でコロナの感染様式は部では基調講演、第二部ではそれを受けたシンポジウムをおこないました。─基調講演はどんなお話でしたか。山本 今回は元「おはよう朝日」コメンテーターで、日本医師会総合政策研究機構主任研究員の森井大一先生をお招きし、感染症専門医の視点から「我々はコロナにどう立ち向かってきたか」というテーマでお話しいただきました。まずはこれまでの経過を再確認して、 第1波の死亡率は5.4%で80歳以上の方が多く亡くなられたのに対し、第5波は感染者数こそ多かったが第14回尼崎市民医療フォーラムは、コロナへの立ち向かい方に焦点を当て、オンライン配信で開催。昨年10月16日、尼崎市の中小企業センターからライブでお届けした社会人落語家の浪漫亭不良雲さんが前説をおこなった。病院内で繰り広げられる患者さんと主治医との掛け合いなどを落語で表現83

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