KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年2月号
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東館・西館の3棟と、PICNIC GARDENで構成される。うち西館は約2年後に新築、当面はその用地を駐車場として活用するとのことで、今回は校舎をリノベーション中の北館と東館の案内となった。東館は元体育館棟で、職員室や特別教室があった1階部分はなんと「みなとやま水族館」に!校長室がエントランスになり、理科室がクラゲなどのスペースになるそうだ。魚など水生生物だけでなく、鳥や小動物など約150種類のいきものたちがここで過ごすことになる。管理は須磨海浜水族園等でキャリアを積んだスタッフが担当、小さくとも楽しさと学びがギュッと詰まった施設になるだろう。また、小さなカフェ&ショップもオープン予定。見学会の段階では壁があるだけで、まったくどうなるのか想像がつかない。2階には神戸を拠点に各地の地域性を昇華させた飲食店、「ひょうご五国ワールド」「青森ねぶたワールド」などを展開するワールド・ワンの物流センターと「あら、りんご。ファクトリー」が設けられるとともに、フードホールがオープンする。もともと体育館なので天井が高く、その開放感をダイニングに生かしていくようだ。工事現場では壁に穴を空けて大きな窓を造っている最中だった。北館はもともと教室棟で、建築時期が新しい東側の部分のみを再利用。なお、西側NATURE STUDIOの全体像NORTH(北館)‐旧校舎棟‐EAST(東館)‐旧体育館棟‐WEST(西館)‐予定地‐PICNICGARDEN63

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