KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年2月号
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得意先」もできました。庶民の家に瓦が用いられるのは江戸時代。それまでは平瓦と丸瓦を組み合わせていましたが、1674年に西村半兵衛が隣の瓦とかみ合わせる桟さんがわら瓦を発明し軽量化とコスト削減に成功。さらに吉宗公の時代、江戸では火事防止のために瓦葺きが奨励されるようになり、町家に瓦屋根が普及していきました。明治になると西洋の技術を導入し近代化、現在はトンネル窯による自動化も進み、良質の瓦を安定的に生産しています。平尾工務店 youtubeチャンネルもご覧ください住まいの情報箱0120-39-0194web@hirao-co.com(メールアドレス)www.hirao-co.com(ホームページアドレス)〒673-1311 兵庫県加東市天神341TEL:0795-47-1238(代) FAX:0795-47-0564受付時間 8:30〜18:00(日祝8:30〜17:00)お問い合わせは出雲大社観祭楼の檜皮葺手作りによる成形トンネル窯。1,150℃にもなる約1,400年前の瓦。元興寺本堂125

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