KOBECCO(月刊 神戸っ子)2022年1月号
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神戸大学医学部附属病院は特定機能病院として、がん患者の手術など高度な設備や技術を要する治療や救命診療を行う、地域医療における「最後の砦」ともいえる役割を果たしています。そして、新型コロナウイルス感染者が診断され始めた一昨年3月の時点では、当院は地域における高度先端医療を提供する病院として命の危機にひんした多くの患者さんを救うため、感染症指定医療機関との役割分担を想定していました。実際、近隣の病院においてコロナ対応のため通常機能が低下するなかで、救急患者や早急な手術を要する患者の転院にも積極的に取り組んできました。しかし、コロナ患地域医療における「最後の砦」として特 集神戸大学医学部附属病院 病院長 眞庭 謙昌34

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