KOBECCO(月刊 神戸っ子)2022年1月号
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スの取れた発展、企業や居住者を増やすことに取り組んでいます。―2025年の大阪・関西万博を見据え、神戸市の役割をお聞かせください。関西の発展には、都市の魅力を高めていくことが重要です。大阪、京都、神戸さらに堺、この4つの都市がそれぞれ個性の違いを発揮し、切磋琢磨し競い合いながら連携して、関西全体の地位を高めていく。東京一極集中を是正していくうえで、不可欠な取り組みだと思います。コロナ後の社会の中で神戸市の立ち位置は、まさに「海と山が育むグローバル貢献都市」です。高密度至上の価値観ではなく、ゆったりとした自然環境の中で多様な働き方・暮らし方ができる環境を提供できる都市が価値を持つ社会になるでしょう。神戸には、大きなポテンシャルがあると思います。―本日はありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。的なモノにしたく、112駅を対象にモニュメントや木々に柔らかいライトアップを行っているところであり、整備が済んだところでは、駅の雰囲気がかなり変わりました。公共交通網が発達している神戸の強みに磨きをかけて、駅前を魅力あるものにすることによって、神戸市内のバランになると思います。神戸電鉄沿線の鈴蘭台駅前では、リニューアル後に久しぶりにマンションが建設されました。駅前が魅力的になれば、人々を呼び込み、民間投資を呼び込んできます。駅は、そこに住む多くの人たちが毎日通勤通学などで通る場所。これを魅力なでしこ芸術文化センター(施設全景/2022年9月末頃オープン予定)31

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