KOBECCO(月刊 神戸っ子)2022年1月号
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市は、神戸しかないというキャッチフレーズにしたかったということです。神戸の過去・現在・未来を象徴していると思います。神戸の人々は、海と山がある豊かな自然と共に生きてきました。SDGsあるいは自然との共生という価値観を体現しています。「グローバル貢献都市」とは、神戸は神戸のためだけにあるのではなく、グローバルな社会の中で貢献できる存在でありたいという思いを込めています。震災で国内外からの支援をいただいた感謝の気持ちがあり、各地でおこる震災や水害などに市民も職員も、救援活動をおこなってきました。コロナ対応でも、スーパーコンピューター富岳が、飛沫・エアロゾルの拡散シミュレーションで、ウィルス感染の予防に科学的な知見を与えています。医療産業都市の中で育まれたテクノロジーは、全自動PCR検査ロボットや日本で初めての重症者専用コロナ臨時病棟を設置した中央市民病院での遠隔モニタリングシステムなど、医療機器やサービスとして、世界中で使われていくことが、グローバルな視点に立った貢献になると思っています。進化していく神戸の姿―美しき港町・神戸の玄関口「三宮」の整備が進んでいます。どんな期待を寄せられていますか?神戸三宮阪急ビルがオープンし、北側のサンキタ通りもリニューアルしました。「パイ山」と呼ばれていた、さんきたアモーレ広場もコロナ禍の影響はありますが賑わっています。変わっていく三宮が、姿を現してきました。これから、ミント神戸の東側エリアに西日本で最大級のバスターミナルが整備されます。市役所2号館は解体されて更地になり、東遊園地とともに再整備が進みます。安藤忠雄先生から子どもたちへのプレゼントである「こども本の森 神戸」もオープン(2022年春)します。さらに、ウォーターフロントでは、新港第1突堤基部にフェリシモ本社が移転し、都市型水族館アトアやフードホールこども本の森神戸(2022年春オープン予定)サンキタ通り28

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