世界的ブランド「神戸牛(神戸ビーフ)」を使用した皮革製品を世界に広めるために結成された神戸レザー協同組合。皮革に関わる事業者のほかに神戸市、兵庫県、神戸新聞社などが会員が連携し、神戸レザーを唯一扱うことのできる組織としてブランドを厳格に管理している。近々では世界的なデザイナー・ジョニーチューとタッグを組んでアウトドアチェアーを製品化するなど注目度が高まっている。2021年9月には、国内で初めて皮革に対する特許庁による地域団体商標に認定された。 11月15日には、さらなる神戸レザーPRのために代表理事の片山喜市郎さん(KIICHI)と副理事長の永田泰資さん(永田良介商店)が兵庫県庁を訪れ、斎藤元彦兵庫県知事に神戸レザー製のネームプレートとカード入れを手渡した。斎藤知事は「地域の取り組みとして大きな可能性を感じます。2025年の大阪・関西万博開催に向けてもPRをしていただき関西を盛り上げてほしい」とエールを送った。 インテリアやデザインをテーマにした国内外の国際展示会に頻繁に参加する片山さんと永田さん。神戸ビーフの知名度は予想以上と声をそろえる。神戸ビーフの皮革に、高品質の日本のモノづくりを融合させることで新たな産業創出にもつながると大きな期待が寄せられている。神戸レザー協同組合・神戸レザー事業委員会事務局(神戸新聞社メディアビジネス局内)神戸市中央区東川崎町1-5-7TEL.078-362-7099電話受付時間/9:30〜17:00 兵庫県知事に神戸レザー製のネームプレートとカード入れをプレゼント新たな産業創出をめざして126
元のページ ../index.html#126