KOBECCO(月刊 神戸っ子)2022年1月号
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KOBECCO Cultu《光のもとで》2018年■会期 1月29日(土)~3月27日(日)■会場 神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし3/21〈月・祝〉開館、3/22〈火〉休館)■料金 一般1,000円、大学生・65歳以上500円、高校生以下無料■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から徒歩約3分■お問い合わせ TEL.078-858-0050寺島紫明《夕月》1916年大関株式会社蔵山下摩起《草花図》1950年以降奥田善巳《エヴァの(2点組)》1966年頃[2020年度新収蔵品]■会期 1月22日(土)~3月13日(日)■会場 西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町4-38)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 水曜日(ただし2/23〈水・祝〉開館、2/24〈木〉休館)■料金 一般1,000円、高大生500円、小中生300円■交通 阪神「香櫨園」駅から南西へ徒歩6分■お問い合わせ TEL.0798-33-0164art背後からLED光源を当てた断熱材に凹凸を作ることによって陰影を表現する「光彫り」というオリジナル技法の作品を創作する、現代アーティストゆるかわふう。建築用の断熱材やLED照明などの工業製品を使って宇宙空間や成層圏、海中など、20世紀になってから私たちが初めて見ることができるようになった世界を主に描いている。高さ約1.8メートル、幅約5メートルの大きな作品を中心に30点を展示する展覧会は全国初。描き出される生き物、風景の質感、奥行きや立体感は、光の陰影のみで描かれており、心が一瞬にして異空間へと導かれるような幻想的な光の世界をお楽しみいただけることだろう。神戸ファッション美術館特別展光の芸術家 ゆるかわふうの世界~宇宙(そら)の記憶~art西宮市大谷記念美術館コレクション・五題特集展示 西宮の日本画家 生誕130年 寺島紫明所蔵品を一堂に展示する展覧会を開催。恒例の近代日本画コレクションをはじめ、5つのテーマ[五題]に沿って紹介する。第一部は、現在の明石市出身の寺島紫明。鏑木清方に師事し、同門の伊東深水と並び称せられる美人画家で、生誕130年を記念して寄託を受けた大関コレクションを中心に特別展示を行う。第二部は、間仕切りとともに装飾にも用いられた調度品・屏風。富岡鉄斎、橋本関雪、山下摩起による作品から屏風の魅力に迫る。第三部では、日本画コレクションの中から、日本美術院ゆかりの画家たちの作品を紹介。第四部では新収蔵品の初公開を行い、第五部では、女性洋画家の先駆けの一人で神戸でも活躍した亀高文子の作品を中心に展示する。101

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