ンバーカードを利用すればカードリーダーに置くだけで資格確認が自動で瞬時におこなわれるため時間がかかりません。もう1つはより正確な診断や治療に結びつくことです。患者さんの同意があれば過去に服用したお薬や特定健康診査の情報が閲覧できるため、お薬の重複や飲み合わせの副反応を避けることができ、検診データも活用できます。特に災害時には利用価値が高いでしょう。このほか、転職や退職、結婚などで健康保険証の切り替えが必要な場合でも、新たな健康保険証の発行を待たずに受診できるようになるのも利点ですね。─でも、マイナンバーカードを渡したら、大切な個人番号を見られないか心配です。西口 受付職員はマイナンバーカードをお預かりしませんので、個人番号が見られることはありません。患者さん自身がマイナンバーカードをカードリーダーに置くと、カードリーダーがICチップの情報を読み取るとともに顔認証をおこない、本人確認がで(図1)オンライン資格確認のイメージ 出典:厚生労働省(一部改編)97
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