KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年11月号
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充実した設備と和洋中の経験豊富な講師陣をそろえる同校は教育機関として環境が整っている。さらに毎年200人にも及ぶ人材を飲食業界に送り出す実績を持ち、企業や飲食店との密接な情報交換が可能。業界の現状や多様化する社会のニーズをいち早くキャッチしてプログラムに反映させるモデル講習会として期待がかかる。「第2回 調理分野リカレント教育講習会」は8月18日から毎週水曜日、調理の基礎を学ぶ実習のほか、食品の栄養や安全・安心についての座学を交えた5日間。飲食・調理の仕事をやってみたいという初心者、飲食業でも調理には携わっていない、あるいは既に携わっているがスキルアップを目指す社会人、従業員研修として活用する企業や飲食店など、対象は幅広い。最終日に終了証を受け取り、人生のステージで求められる新たなスキルや知識を生涯にわたって繰り返し学習するリカレント教育。兵庫県専修学校各種学校連合会では研究会を立ち上げ、「兵庫2030年の展望リーディングプロジェクト」の一環として推進する兵庫県や関連事業者と協力し、プログラムの検討、開発を進めている。モデル講習会が昨年度に続き神戸国際調理製菓専門学校で実施された。Recurrent   Educationリカレント教育モデル講習会実施昨年度に続き神戸国際調理製菓専門学校で90

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