KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年11月号
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―応募のきっかけは?この事業に学校の先輩が参加した報告会を見たことです。当時は海外に行けていたこともあって、すごくおもしろそうだなと思い応募しました。―1分間動画ではどういうことをPRされましたか?中学3年生の時、社会の授業でベネズエラの貧困問題を知りました。日本は恵まれているなと思ったのをきっかけに、SDGsの中でも1番気にかかる貧困問題と解決策についてのスピーチをしました。―高校でもSDGsについて学んでいるのですか?英語や社会、家庭科の授業でもSDGsについて学び、できることから取り組んでいます。―国連大使として、どのようなことを学ばれましたか?報告会での伝え方などについて学ばせてもらいました。また、具体的で細かな問題について専門家の話を聞く機会があり、私たちの知らない世界があることを教えてもらいました。例えば、貧困問題に直面している国で支援活動している人の話を聞いたのですが、その国の存在を私は知りませんでしたし、そこで起きている貧困問題のことを初めて知ることができました。―7月と8月に開催されたWEBサミットでは、どういうことをされたのですか?サミットは海外の参加者と一緒に英語で話し合い、解決のためのプレゼンテーションをしました。1回目はSDGsについて何ができるか。2回目は、コロナ禍における貧困問題や企業の取り組みについて考えました。海外の人から日本の企業や政府が行っている取り組みについて話そうと提案があり、日本のことも知ってもらえたと思います。―将来、やりたい仕事などありますか?まだ考え中ですが、人を助ける仕事をしたいと思っています。子どもが好きなので小児科の医師になれればいいかな。私たちの知らない世界を教えてもらい日本のことも知ってもらいたいJAPANグローバルユース国連大使神戸女学院高等学部 寺井 美佑 さん72

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