KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年11月号
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グローバルに活躍できる人になって欲しいと、10年前から続けられています。意欲がある高校生へのチャンスの場として、これからも続いていくことでしょう。2019年までは実際に国連欧州本部等へ渡航していましたが、今年度はコロナ禍の影響でオンライン開催です。現在のテーマはSDGsで、今年度は全国から47名、うち兵庫県から2名が活動してくれています。―河島委員長、どのような事業でしょうか?グローバルユース国連大使育成事業は、世界に目を向け国際社会が抱える課題の解決ができる若者を育成する事業です。外務省とUNDP(国連開発計画)の後援を受けて行われています。若い人たちが国際交流を通じて、世界のさまざまな問題や日本が抱える課題を共有し、海外からの参加者と学ぶことで、―募集はどのように行われたのでしょうか?お住まいの地域のJCに申込書を提出いただき、推薦状を付けて日本青年会議所に送付します。後日、英語で志望動機スピーチを1分間の動画にして送ってもらいます。人気があり、たくさんの応募があったと聞いています。日常英会話ができる、未来のリーダーとして挑戦したい意気込みなど、厳しい条件があり、推薦したからといって選ばれるわけではないのです。―どのような期待をもたれていますか?実際に現地での経験が豊富な人や問題に直面している人の話を持ち帰り、周りの人に伝えていくことで学びを深め、多くの人に届くことを期待しています。2人が自分のことのように世界的な課題に取り組む姿を見て、事業の成功を実感しています。JCI神戸では、11月例会で2人からの報告会を開く予定です。私たちも気づかされることが多くあると思っています。一般社団法人神戸青年会議所 会員拡大特別委員会委員長ソニー生命(株) 河島 諒 さんJCI JAPAN グローバルユース国連大使育成事業で次代を担う若者を育てる71

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