KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年11月号
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オリーブ、ゴールドクレスト、アップルミント…花と緑が元町商店街を彩る。10月9日、約1.2kmにわたる元町商店街に55基のプランターが設置された。コロナで大きなダメージを受けた元町商店街。今回のプロジェクトによって、「商店街の景観の向上と共に、花と緑でショッピングを楽しむお客さんの癒やしと憩いになれば」と神戸元町商店街連合会の畑芳弘会長。兵庫県の支援事業である「県民まちなみ緑化事業」の認定を受けて実施に至った。プランターは商店街ごとにオリジナルカラーを設け、プレートで色分けされている。記念式典・植樹が行われた元町6丁目商店街には、斎藤元彦兵庫知事も会場を訪れ、「商店街の活性化につながれば」と。またこの日、「第36回ひょうご木材フェア 木材利用促進キャンペーン in 元町」も同時に開催、親子木工作や木製品の販売ブースも設けられ、また兵庫県の資源循環型林業の取り組みなども紹介された。兵庫県の面積の約7割を占める森林。スギやヒノキなど木材の利用の減少は、山の荒廃や山崩れにもつながる。木材は再生産が可能で、環境にもやさしい資源。森林の循環利用についても考える機会となった。県民まちなみ緑化事業元町商店街を彩る55基のプランター69

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