KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年11月号
60/136

メーカーや個人から寄贈・寄託を受けたおよそ1万2000点のパッケージを展示巨大チョコレートと記念撮影できるインスタ映えコーナーも。写真はチョコレートバイヤーの木野内美里さんんのデザインに対する熱い想いが添えられている。ほかにも現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティさんのアート作品や、「フランク ミュラー」が作るチョコレート菓子などを紹介する企画展コーナーも。あのフランク ミュラーが時計という枠にとらわれず、豊かな時の過ごし方のひとつとして提案するスイーツ&食器の競演は必見。金粉のように細かなビザン数字が踊るようにデザインされたティーセットやオリジナル御猪口に入った「大吟醸ショコラ」は見ているだけで、心が満たされる!圧巻はガラスケースにズラリ並ぶチョコレートパッケージのコレクションだ。その数は約500ブランド計1万2千点以上というからすごい。神戸が誇る菓子メーカー、モロゾフの歴史的なバレンタインパッケージなども収められている。これらはフェリシモが個人や企業に包み紙や缶、瓶の寄贈を呼び掛けて集めたもので、今後も収集は続け、世界最多のコレクションをめざすそう。社員である人気バイヤー・木野内美里さんも、「世界各地の珍しい極上チョコを発掘し『幸福のチョコレート』とし60

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る