KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年11月号
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左からワールド通商(株)・代表取締役 河合寿也さん、久元喜造神戸市長、兵庫県立美術館・蓑豊館長、神戸商工会議所・尾山基副会頭、(株)フェリシモ・矢崎和彦社長、パティシエ エス コヤマ・オーナーシェフ小山進さん(左3点)小山氏がお菓子づくりと共に大切にしている「パティシエ エス コヤマ」のパッケージを展覧しく変わっていくことだろう」と再開発事業への抱負を語った。常設展でパッケージを紹介している「パティシエ エス コヤマ」の小山進さんも来賓挨拶で「今や世界のチョコレートブランドが日本のパッケージ文化に触発され、パッケージを日本ナイズしている」と時代におけるパッケージの注目度について熱弁をふるった。アートや文化から見たチョコの可能性を発信チョコレートを味覚以外の4つの感覚(視覚、聴覚、触覚、嗅覚)で体感しながら楽しめるという、チョコレートミュージアムながら、チョコレートは展示していないのが実にユニークネス。入口すぐには甘く香ばしい香りを放つカカオ豆の種皮がつまったボックスが鎮座。“嗅覚”でチョコレートを感じる演出なのだ。毎回テーマを設けて開催する常設展コーナーでは第一回目として「パティシエ エス コヤマ」のパッケージを紹介。小山さんの出身地、京都の碁盤目状の路地を繊細な切り絵で表現したボックスなど作品には全て小山さ59

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