人に察知されたくないので、つい無理をして、あとでガクンとなったり、時には何度か、病院に駆け込んで点滴を受けたり、ホテルに帰ってから、急に具合が悪くなって深夜に病院に運ばれたりして、学芸員諸氏に迷惑を掛けることもあった。東京で体力を崩して何度かオープニングに出展覧会の期間中、美術館で公開制作をすることもある。以前は4時間も5時間も休憩なしで、ぶっ続けで制作した時期があったが、この美術館で久し振りに公開制作をした時は驚くほど体力の落ちていることを実感した。でも、そんな身体的状況を他横尾忠則どうぶつ図鑑 2013年 横尾忠則現代美術館えほん・どうぶつ図鑑絵・横尾忠則 文・穂村弘 芸術新聞社21
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