KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年9月号
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かつて外国人たちの住まいと仕事場を結んだトアロードに佇む小さなステーキハウス。初代吉本和江さんが創業した1963年当時、周辺に高層ビルもなかったこともあり見晴らしもよく、六甲山系の瑞々しい山々に見惚れ「青山」と名付けた。「当時は、外国人が多くチキンやポークをお出ししていたようです」と2代目裕ひろのぶ史さん。現在では神戸ビーフをはじめ国産黒毛和牛などがリーズナブルな価格とあって常連客や観光客が訪れる。評判が評判を呼び、近くのホテルが観光客を案内してくれることも。昨年3代目周平さんにバトンは引き継がれた。鉄板は約60年にわたり使用されてきたとは思えないほどピカピカに磨き上げられている。神戸ビーフの繊細な風味や味わいは、そんな細やかな心くばりから生まれている。ステーキ青山の味は、地元で愛され、親子3代にわたり受け継がれている。STEAK AOYAMA神戸市中央区下山手通2-14-5TEL.078-391-485812:00~14:30 17:00~21:00水曜休み※ご来店の際は、必ずご連絡ください。2代目裕史さんと3代目周平さんお店にかかる看板は創業当時のもの7

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