KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年7月号
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力を生むか、というところが非常にキーになってきますから。―6月からシーズンがスタートします。選手たちは一生懸命取り組んでいますし、ラグビーが好きだという熱が伝わってきますし、意欲高くがんばってくれるのではないかと期待しています。あとはそれが、徐々に形になって、結果につながり出せば、もっとモチベーションも上がりトレーニングに対する意識も変わってくるでしょう。最初の、今のこの「変えよう」というタイミングが一番苦しくて、大変なんですけれども、そういうときこそチームみんなで話し合うこと、気づいていないことをみんなで指摘し合うことが大切です。チームの中の何人かだけが言い合って、取り組んでいるとなると孤独ですが、チーム全体でさまざまなことを指摘し合って話し合っていこうというのはポジティブなことです。チームであるという意識を持つことは、非常に重要です。―女子ラグビーの普及への期待も高まりますね。女子ラグビーはやはりまだ、関東や愛知県に強い選手が集まっているという傾向があります。僕も関西に住んでいるので、関西からも強いチームが出てほしいですし、またそれが良いチームになれば、女子ラグビーを始める選手ももっと増えていくのではないかと期待しています。神戸には男子チームだと神戸製鋼という名門がありますが、神戸ファストジャイロもそれに負けないぐらいのチームになってほしいですね。66

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