KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年6月号
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の村上豪英さんやKOBE FARMERS MARKETの小泉寛明さんをはじめ、市民発動のイノベーティブな活動も定着してきました。彼らは若い世代とのつながりも強いのが素晴らしいです。今後神戸にニューエリートと呼べるような面白い人たちがどんどん集まってくる可能性も感じます。   沼部 先ほどの文化とビジネスという話にもつながってきますが、神戸は夜が弱く、飲み屋さんの経済が振るわないと言われます。そこでコロナ禍に陥る前から星加さんとは「アぺ文化」を神戸に根付かせたいね、と話しています。「アぺ文化」とは、イタリアをはじめ欧州で夕食前に軽飲みするアペリティーヴォ(アペリティフ)の習慣で、当社のイタリア事務所のスタッフが、仕事を早めに終えて、軽く一杯やってから会食をし、その後、2次会へ繰り出している「さんきた」からアぺ文化革命を株式会社クロシェホールディングス代表取締役 沼部 美由紀 氏自らのファッションブランド運営はもちろん、アパレル産業による生産過程の環境への負荷に立ち向かうエシカルファッションの担い手株式会社ルリコプランニング代表 星加 ルリコ 氏企画者・クリエイティブディレクターとして企業や店舗のプロデュース、商品開発、イベント企画などをトータルで手掛けるブランディングのスペシャリスト神戸電子専門学校校長 福岡 壯治 氏幅広いデジタル人材育成のプロ。校長職の傍ら、市民発動による様々な活動を続ける。実験的な取り組みが多く、時には市を巻き込むことも37

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