KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年5月号
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解するよう努めます。例えば、ミュージシャンの方への贈り物と聞けば、歌を聞いてヒントを探したり。難しいご要望であっても「できない」ではなく、「こんな形に変えればできますよ」とご提案できるように、スタッフさんたちとも日々アイデアの引き出しを増やすことを大切にしています。スタッフさんは皆、私と同じ想いを共有してくれていて、お客様から言われた仕事を100%こなすだけではなく、お客様の期待を大きく超える仕事をやろうと頑張ってくれています。自分達もお客様と一緒に作り上げているという感覚があるので、パーティ当日が晴れると嬉しいですし、無事喜んでもらえたかと心配もします。スタッフさんは私にとっての宝物ですね。バルーンを使った演出は無限大にありますから、今後もスタッフさんとお客様と一緒に、ワクワクしながら夢を膨らませるお手伝いをしたいと思います。…お客様のことを心から思っておられるから、一度利用された方がリピーターになったり、お友達に紹介されたりが多いんですよね。多賀さんはふわふわと愛らしい少女のような印象でしたが、実は飛ばされてしまわない、芯をしっかりと持っておられるのがカッコいい。バルーンを軸に様々なカタチで空間や時間をもっと楽しくしてもらえそうです。コロナ禍でおこもりしていると気分も沈みがちですが、夢が膨らむ多賀さんのバルーンで、幸せ気分を味わってみられてはいかがでしょう。贈る方も贈られる方もハッピーに、子どもだけでなく、大人の私たちもきっとワクワクしますよ!Q. ハマっているグルメや気になるお店はありますか。A.「Balloon Balloon」のご近所にある「鉄板 さはら」さんです。ステーキをはじめ、とんぺい焼きや焼きそばなど一品も美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいます。同じくご近所の焼肉店「炭火焼肉 李杏」の店主のお姉さんがオーナーシェフで、二の腕がキュッとしまったカッコいい彼女が目の前で焼き上げる様子を眺めながら、お食事できることも魅力の一つですよ。三好さんからの質問コーナー対談ホスト役の三好万記子さん(写真右)と多賀美佐さん(写真左)。取材場所にバルーンを持ち込んでくださった多賀さん。「お店がある芦屋はセンスの高い方が多く、お客様から学ばせていただくことがたくさん」と語る多賀さんご自身、サックスブルーを効かせたバルーンに同色のスカートがとってもお洒落!撮影協力:平尾工務店 芦屋山手町レジデンスにて43

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