KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年5月号
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これからは感性の時代5年前の計画時は、自分のことを見てもらいたい。次へとつなぐ子どもたちに、見て感動してもらいたい。そういう考え方が一番大きかったわけですが、コロナ禍に改めて次の社会のあり方を考えさせられました。だた見てもらうのではなく、いかに世の中の人が元気になって、新たな美しい国を創っていけるか。若い人たち、子どもたちが本物の美しさにふれ、次の素晴らしい日本を形成してもらいたい。我々が真剣に考えていかなければならない時代だと思うんです。今、コロナという信じられないくらいの事柄を、世界中が体験しています。今回、「もう一度白紙に戻してスタート」。それぐらいの気構えで、私が今までため置いたモノ全てを純粋に放り出しました。純粋に受け取って、元気になって欲しい。そして、日本ってこんなにステキな国なんだな、こんなに感性が豊かなんだと感じて欲しい。これからは感性の時代です。この展覧会が25

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