KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年4月号
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2022年春 建築家の安藤忠雄さんの寄付により東遊園地に「こども本の森 神戸」が誕生します。蔵書は、絵本を中心に、図鑑や写真集、児童文学、震災関連の本など約25,000冊を予定。こどもたちが良質で多様な本に出会い、豊かな感性と創造力を育めるような施設として整備していきます。こども本の森 神戸HPhttps://kodomohonnomori-kobe.jp/「こども本の森 神戸」 ~2022年春 東遊園地に誕生!~「こども本の森 神戸」へ ようこそ012022年春の開館を祝して12人の作家からいただいたイラスト・応援メッセージを毎月1作品ずつ紹介させていただきます。スズキコージ原始のヒトは 神聖な泉がわきでるほとりで火を灯し、うなり、笑い、踊りながらケモノを追い、追いかけられ、食った。そして、洞窟の壁に、ヒトは初めて絵を描いた。ケモノたちの姿を!そのことを年老いたヒトが、たき火のまわりに集まったこどもたちに語った。何千万回もの春夏秋冬がすぎ、今、こども本の森に集まってきたこどもたちは、本を開き目を輝かせ旅に出る!2020/10/20 北野村 スズキコージ《プロフィール》絵本作家。1948年静岡県生まれ。神戸市在住。絵本や挿画のほか、イラストレーターとしてポスター・壁画・舞台美術などでも活躍。絵本に『あつさのせい?』(福音館書店)や『うみのカラオケ』(クレヨンハウス)ほか、多数。『エンソくん きしゃにのる』(福音館書店)で小学館絵画賞、『やまのディスコ』(架空社)で絵本にっぽん賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で講談社出版文化賞を受賞。画集やエッセイ『てのひらのほくろ村』(架空社)も。13

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