KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年2月号
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きたい活動です。神戸JCのメンバーには企業の経営者も多いので、神戸JCが取り組むことでメンバーそれぞれの会社にも良い影響を与え、社会が変わっていくのではないかと期待しています。―野々村さんご自身はどういった経緯で神戸JCに入会されたのですか。ウオクニ(株)二代目社長である父も神戸JCに入っていたので、JCは生まれた頃から身近な存在でした。ただ中学・高校は埼玉で寮生活の学校に入り、大学は近畿大学でしたので神戸とのつながりがあまりなく、父から「JCに入会すれば友達ができるぞ」と言われて29歳のとき入会しました。当時の私自身は学生の延長線上でしたから、先輩方の考え方や習慣、行動がとても大人に見えたのが印象的でした。昨年度は、日本JCに出向させていただきました。今年度神戸JC理事長のお声掛けをいただいたときに、日本JCでの経験を活かせるのではないかと思いましたし、私自身、先輩や当時の委員会メンバーに支えられてここまで来ましたので、なんとか恩返しができるように尽力したいと理事長をお引受けしました。 ―現在神戸JCのメンバーは約220名とのことですが、JCの魅力とはどんなところにあるのでしょう。同じ世代の方々にメッセージがございましたらお願いいたします。第一はいつも通りの毎日ではなく、新しい一日がほしいという方にはぜひご入会いただきたいと思います。特にこれは私自身が強く感じたことですが、会社の二代目・三代目の方々にお伝えしたいのは、私たちのような立場の人間は、会社内では正直いって誰からも叱ってもらえない、「これがあなたの足りないところだ」と注意されるようなこともなかなかない。しかしJCでは、メンバーがお互い対等な立場である中で、支え合ったり切磋琢磨したりする場面が多く、社会人としての一からがすべて学べる場、という気がするんです。もちろん、神戸のまちのために何かしたいと考えている熱い想いがある方に来てほしいということは大いにありますが、自分自身に学びの場がほしいとか、何か経験がほしい、人とのつながりがほしいという方は、ぜひご入会いただきたいと思います。神戸青年会議所の活動を動画でもご覧いただけます神戸青年会議所のホームページ理事長メッセージ神戸青年会議所2021年度仮入会員募集開始50

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