KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2021年2月号
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に、自分が作ったものとして親しみをもってくれていると思います。飲食もどこか1店舗にお任せするのではなく、地元の8店舗の方々が寒い中で頑張ってくださることを通して、自分の場所だと思ってくれているはずです。ここで飲食営業することで、お店のファンを獲得できればいいなと思っています。―「神戸モトマチ大学」での活動もですが、村上さんの精力的な活動の源は何でしょうか。「神戸モトマチ大学」は、阪神・淡路大震災、東日本大震災を経験して、神戸のまちのために何かをしたいと始めました。小さな都市でも意欲的にチャレンジする人同士が「トモダチのトモダチ」感覚でつながっていけば、まちのもつチカラを最大限に引き出すことができると信じて、いろんな人を講師に招いて学びの場を作っています。私の活動の原点は「打順が回ってきているのに、断ったら後悔する」という思いです。自費を費やしている部分もありますが、まだ生活に困るほどお金はなくなってるのですが、事務局側で全て設計することもできましたが、神戸大学や神戸芸術工科大学の学生チーム、自分で手を動かすことが得意な設計者たちなど、8組の方々にお願いし、作ってもらいました。8組の方は確実きました。プロの手を借りながらですが、いろんな立場の人と木を切り、ヤスリで削って、会場を作っています。ちょっとでも関わってもらえれば、関心を深めてもらえるはずですから。今回、フードスタンドが8台あ神戸らしさが光る個性あふれる料理が並ぶ37

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