ます。日本は人、所得、富、情報全てが大都市東京に一極集中する時代を終わりにしなくてはいけません。多極分散型に移行するための受け皿になる大都市が、今以上に大きな役割を果たし、そのために独立して責任を果たしていかなくてはいけない時代です。そういう意味で府県から独立する特別自治市という構想は非常に魅力的なものではないでしょうか。二重行政を解消するだけでなく、大都市がそれぞれの圏域を引っ張っていき一極集中解消のための国土構造をつくる手段にもなります。地方それぞれの大都市が歴史や個性を踏まえ未来志向で成長していくことがこれからの日本に求められる姿であり、神戸もその役割を果たしていきたいと考えています。―再生、そして成長していく神戸のまちを楽しみにしています。2021年もよろしくお願いいたします。―大都市・神戸の今後についてどうお考えですか。グローバル社会の今、特にアジアパシフィック地域の大都市は連携しながら、優れた人材を集めて育成しようと競い合い、経済をけん引してい「こども本の森神戸」を寄贈いただく東遊園地、税関前歩道橋を再整備することで、まちが南北につながります。さらにポートタワーの改修に着手し、東西につなぐ動線の構想を始めようとしています。1月に完成するフェリシモ本社43
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