KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年12月号
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輝く女性食事をする相手、料理人、給仕をしてくれた方、さらには食器や設えに対しても敬意を払うこと。サロンを通して、日本の文化も継承していきたい。Vol.11連 載インタビュアー・三好 万記子人気料理サロン「ターブルドール」代表の三好万記子さんがホスト役となって、輝いている阪神間在住の女性にお話を伺うシリーズ。おもてなし上手な三好さんとの対談から、どんなオイシイお話が飛び出すことでしょう。完全紹介制 1日1組のプライベートレストラン『絢爛亭』の二代目女将であり、料理サロン「サロン・ド・サトコ&ユウコ」の主宰も務める古屋裕子さん。裕子さんのお母様で、大企業のトップや政界人、文化人など、超一流と呼ばれる方々から絶大な支持を得ていた『絢爛亭』の女将・古屋都子さんが急逝されてから4年。敬愛するお母様をずっとアシストされてきた裕子さんですが、今やご自身のスタイルを確立され、ファンを増やし続けておられます。絢爛亭・料理教室「サロン・ド・サトコ&ユウコ」主宰 株式会社フードストーリィ代表取締役  古屋裕子1986年、お母様・古屋都子さんが花隈に開いた料亭「絢爛亭」に就職。接客を通じて、サービスや料理の楽しさを覚える。同時に料理教室「サロン・ド・サトコ」のアシスタントを務める。2005年、花隈から神戸北野に移転した「絢爛亭」にて料理教室「サロン・ド・サトコ&ユウコ」を開催、アシスタント兼講師として従事。2015年「絢爛亭」の女将兼代表を継ぐ。現在、「絢爛亭」のレシピをもとに「綺麗のはじまりは食から」をモットーに簡単においしく作れる料理の喜びを広げるために指導中絢爛亭・料理教室「サロン・ド・サトコ&ユウコ」主宰株式会社フードストーリィ代表取締役 古屋 裕子さん今回、お話を伺ったのは…三好 万記子(みよし まきこ)株式会社ターブルドール 代表取締役神戸女学院大学卒。パリに3年間滞在中、フランス料理を学ぶ。ル・コルドン・ブルーにて料理ディプロマ、リッツ・エスコフィエにてお菓子ディプロマを修得。帰国後、西宮市・夙川にて料理サロン「Table d'or」主宰。ケータリングではディスプレイを含むトータルコーディネートに定評あり。2020年9月、芦屋市にレストランカフェ「78Fuzuki Yaoka」をオープン。美味しく身体に優しく創造的なメニューを次々と考案し、開業直後から予約が埋まる。企業へのレシピ提供など、「食」を幅広くプロデュース。40

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