KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年12月号
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神戸の光は、とても明るく澄んでいる−神戸に住むと決めた経緯は。妻(編集者で作家の松田素子さん)が仕事で時々来ていて好きだったというのと、ぼくも若いときに、西宮ですがしばらくいたことがあって印象がよかったんです。住んでみたらすぐに気に入って、もうすぐ3年です。−具体的にはどのようなところが、気に入られたんでしょう。まず便利です。このくらいのサイズの街はとても住みやすい。どこへ行くにもほとんど歩いて行けるし、それに山と海…つまり自然が近い。そしてなによりも、人と繋がれる街だなと感じます。移住してからわずかなのに、すでにすごく面白い方たちと何人も知り合えました。あと気づいたのは、光が違いますね。明るく澄んでいる。−光、ですか。晴れた日は特に空気が澄ん29

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