KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年8月号
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車が必要となり、バケツを持参してクルマ屋さんをまわって(笑)、ラゲッジスペースの室内高が一番高いゲレンデを選びました。ただこの車は原始的なぐらい重厚で、今どきの車両と違ってドアはバァンと力一杯押さないと閉まらない。ハンドルも重いし、ハンドルの切れが悪く小回りがきかない。それまで楽に運転していたので慣れるまでは大変でしたが、今はそのクセの強さがすごく好きですね。クセのある女性に男性が虜になっていくような感じです(笑)。岡 私は乾さんと同じメルセデス・ベンツゲレンデヴァーゲンですが、確かにハンドルが重く、最初の頃は苦労しました(笑)。うちは私専用にゲレンデを購入しました。決めたのは主人です。こんな大きな車、運転できないのでは…という不安はあったものの、外装のテノライトグレー×内装の淡いグレーというコンビネーションがいいなと思って。テノライトグレーはもう生産されていない珍しい色だそうです。今はすっかり重厚さにも慣れ、常に時間に追われ、荷物をバンと放り込んで、ドアをバンと閉める、私の性格にも最適ライフスタイルを最適化する車…今のクルマを選ばれた理由は?貴田 JAGUAR E-PACEに乗っています。自宅の周り坂道だらけなので車は必需品。また仕事柄、洋服や什器などを運ぶこともあるので、ずっとVOLVO V70のワゴンを乗っていました。ジャガーとの出会いは正規ディーラーのアンバサダーに就任したことから。 若い頃、ジャガーといえば、素敵な大人が乗る高級車というイメージがあり、自分とは縁遠い気がしていましたが、ブリテッシュレーシンググリーンのジャガーXEに一年間乗らせていただき、素晴らしさを実感。ちょうど買い換えを考えていて、次はSUVがいいかなぁ~と思っていたタイミングに、ジャガーから初のコンパクトSUV通称ベビージャガーが発売されたので、すぐに見に行き、ショールームに展示されていたのがこのボラスコグレー。この色に一目惚れして即決しました。岸上 私がBMW X2を選んだのは、コレがほしい!という積極的な意思ではなく、消去法からなんです(笑)。主人を中心にレクサスのハイブリッド車を活用していたのですが、私自身、仕事で車が必要なことも多く、2台めの車探しを始めました。ところが、そのタイミングに引っ越ししたマンションで、うちに割り当てられた駐車場が狭く、片側が壁面と判明。何度もハンドルを切り返す必要が生じるので、小さめの車が第一条件となりました。決めた理由は、最小回転半径5・1mで小回り性能が抜群だったから。5・8mや5・6mという他社ブランドのデモカーでも車庫入れ体験をしましたが、5・1mは運転しやすさが格段に違いました。しかもBMWならば、エントランスの坂道を何も考えずにグォンと一気に上がってくれるのが快適で、毎日すごく助けられています。乾 私はメルセデス・ベンツゲレンデヴァーゲンです。車のエンジン音が好きなので、ずっと2ドアのスポーツカーに乗っていたものの、両親が歳をとり、2ドアは乗りにくいからセダンにチェンジ。その後、お花を挿したバケツごと積める47

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