KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年8月号
32/47

つあった池を統合し現在の姿になった。もともと農業用だが近年ではレジャースポットとしても活用され、ウインドサーフィンなどのウォータースポーツの場にもなっている。また、1haほど葦原が保全されていて、ここに飛来する多種多彩な野鳥を目当てにバードウォッチャーも多いとか。散策やジョギングを楽しむ人もちらほら。開拓のために先人たちが必死になって築き上げたこの清々しいアグリスケープに、自然と人の幸せな関係を垣間見た。農のピラミッド、岩いさりがみ座神の棚田ここからはしばしロングドライブを楽しもう。加古川の堤防沿いの道も、175号バイパスも、とにかく快適。車高が高いから見通しが良く、身を包むようなシートは程良い硬さで疲れない。途中、「ハイ、メルセデス」と声をかけてレストランを見つけランチを済ませたが、音声操作で地元の情報までわかるMBUXは見知らぬ土地で心強い機能だ。国道をそれワインディングロー県下最大の規模を誇るため池でもある40

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る