KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年7月号
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子どもたちとの活動をお話しされるとき、とて子どもたちとの活動をお話しされるとき、とても楽しそうで、優しい笑顔になる佐渡裕さん。も楽しそうで、優しい笑顔になる佐渡裕さん。Vo・2では、大きなパワーと愛情を注ぐ「スーパーキッズ・オーケストラ」のこと、そしてティーンエージャーたちが起こす奇跡への期待をお話しいただきました。指揮者佐渡裕さんティーンエージャーたちがティーンエージャーたちが奇跡を起こす!奇跡を起こす!佐渡 裕(さど ゆたか)1961年京都市生まれ。京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。2015年9月より、100年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団(オーストリア)音楽監督に就任。欧州の拠点をウィーンに置き、パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団など、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を兼務。著書「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「僕が大人になったら」(PHP文庫)、「棒を振る人生〜指揮者は時間を彫刻する〜」(PHP新書)などVOL2たのでとても残念です。そんな中でも嬉しいこともあり、17年続けてきたスーパーキッズ・オーケストラ初のCD「TEENAGERS」ができました。いつも合宿場にしている淡路島洲本のホールをお借りして、私がヨーロッパで作るCDを手掛けてくれている録音技の一つ「こころのビタミンプロジェクト」を仙台で開催予定でしたが、延期せざるを得なくなりました。復興を目指す街の人たちに楽しみにしていただき、私自身も楽しみにしていました。子どもたちもその日に向けてモチベーションを高め準備していまし残念ながら活動は休止でも、初のCDができました︱スーパーキッズ・オーケストラも休止状態ですね。4月には、スーパーキッズが2011年以来続けてきた東日本大震災復興祈念演奏活動18

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