KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年5月号
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月刊神戸っ子アーカイブ集―神戸の記憶で何が一番残っているの?桑名 トアロードのセンター街抜けたとこに「みどり」って喫茶店があった。今はないけど。服屋さんになってんのかな。友だちのいえでね、そこ、よく泊まったね。 その頃芦屋に住んでて、いつも商店街歩いて帰んねんね。そしたらUS(甲南女子)の子がワッと帰るところにすれちがってね(笑)。―神戸、甲南にいらしたこと今何か影響ある?桑名 あまりカンケイないけども。でもあの頃うろうろしてたのは神戸やしね。センター街とかあそこ、あれ、忘れちゃった。よく行った所はたくさんあるんやけどね、忘れたな、どんどん忘れていっちゃう。で甲南やめて大阪に戻った。―大阪と神戸、そして東京って違ってた?桑名 んーん。違うといえば違うけど、関係ある人には関係あるんだろうね。おれ居座っちゃうねんね。動くのが面倒くさいねん。―音楽始めたきっかけって何だったの?桑名 普通みんな誰かの歌に感動して、というのが多いんやけど、おれはそうじゃなかったのね。中学の文化祭にやれっていわれて始めた。やっているうちに歌えるので、しばらく趣味にしてやってみようかな(笑)って。そのうち入りこんでしまったけど、アイドルがおらんのね。今は自分らが歌を唄いたいから唄ってるだけや。桑名 正博 さん (ミュージシャン)直撃インタビューやらせはいややねん37

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