KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年4月号
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ハリウッドスター、トム・クルーズの出世作となった航空アクション映画「トップガン」(1986年)の最新作「トップガン マーヴェリック」が、この夏、世界で封切られる。クルーズが米海軍戦闘機F-14トムキャットのパイロットを演じ、米海軍全面協力のもと撮影された空撮シーンは、世界の映画、航空ファンたちを驚かせたが、新作ではF-14の後継機、F/A-18E/Fスーパーホーネットにクルーズが実際に搭乗し、ドッグファイト(空中戦)シーンなどを撮影。前作を凌ぐ驚愕の映像がスクリーンに展開する。実は「トップガン」と神戸とを結びつける〝秘話〟があることをご存知だろうか。ハリウッドの製作陣も知らないであろう歴史秘話を、7月10日の日本公開前に、神戸の映画ファンに紹介したい。「米戦闘機」対「日本製バイク」 タイトルの「トップガン」とは、米海軍パイロットの中でも、わずか上位1%の選りすぐりのエリートが集う、実在の空中戦パイロット養成機関の愛称だ。前作でクルーズは、このトップガンに配属された敏腕パイロット〝マーヴェリック〟を演じた。戦闘機パイロットは空の上では、僚機空中戦だけではない「トップガン」秘話…トム・クルーズから日本へのリスペクト28

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