KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年3月号
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女性が強いこの浮世、スマホという刀を携えた女子という名のサムライたちが多く参詣し、キティちゃん御守が人気だという。また、三ツ矢サイダーの発祥もこの近くで、その名は多田院の御家人、三ツ矢旗兵衛にちなむそうだ。宝の山の記憶、多田銀銅山武将が馬を駆るように、Mercedes-AMG A 35 4MATIC Edition 1を駆ってさらに上流へ。猪名川町に入ったら途中で支流の銀山川の谷を遡っていく。ワインディングロードも名馬の如くレスポンス良く、上り坂でも軽々と駆け上がる。メルセデスは現代の駿馬といったところか。たどり着いたのは多田銀銅山。奈良時代より開発され、奈良の大仏様のボディはメイドイン多田の銅が含まれていると伝えられている。また、多田神社に祀られている満仲公とも関わりがあるとされ、経済面から源氏の発展を支えたと想像される。やがて豊臣秀吉の直轄とな横綱・貴乃花と曙も参拝した48

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