KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年3月号
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を握ってわずか10分、土器石器の弥生から、最新のテクノロジーが空を往く令和へと戻ってきた。しかし、短時間のドライブでも感じられるくらい、小柄な車体でありながら運転する感覚はメルセデスらしいフィーリング。コントロールスイッチの操作性、シートやステアリングの質感、優雅なインテリアなど、細部にまでスリーポインテッド・スターのスピリッツに満ちている。大阪国際空港周辺緑地(伊丹スカイパーク)は空港を一望する巨大な公園で、面積はなんと9ha。猪名川の川原から南東へ延びる3000mのメイン滑走路に並行して、小高い丘がある。ここに登るとパノラマが広がり爽快だ。ほどなくして右手から飛行機がやって来た。ANAのB777が眼前を駆け抜ける。羽田から来たのだろうか、約400席もある巨大な機体は迫力十分。続いてイルカのデザインのかわいい機体が軽やかに。天草航空のプロペラ機だ。そしてJAL系列、J︲AIRのエンブラエル190が離陸していく。北の空へ去って行く翼が旅情を誘う。笹竜胆と葵の紋が重なり合う(多田神社)多田神社拝殿46

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